ファンクショナルリーチテスト

動的なバランス能力を測定する種目です。

用意するもの

壁

壁など

テープ

目印となるテープなど

メジャー

メジャー

補助者

補助者

スマートフォンで測定しない

スマートフォンで
測定しません

測定ベルトを使わない

測定ベルトは使いません

測定はホワイトボードとマーカーなどでも代用できます。

準備

ファンクショナルリーチテスト準備
  1. 利き手側を壁にして、壁の横に立ちます。
  2. 両足を腰幅に広げ、姿勢を正し、利き手を前に出し握りこぶしを作ります。
  3. 補助者は、握りこぶしの先端で壁にテープを貼ります。

測定

ファンクショナルリーチテスト動画
▶
  1. 足の位置と手の高さを変えずに、前方へ向かって最大限に腕を伸ばします。
    この時、踵は浮いても構いませんが、つま先の位置は変わらないように気を付けます。
    また、体はひねらないように注意してください。バランスを崩した場合はやり直しです。
  2. 補助者は、最も伸びた位置のところにテープなどを貼ります。測定者はゆっくりと元の姿勢に戻ります。
  3. 最初のテープからの距離を0.1cm単位までメジャーで測ります。
  4. これを3回測定し、その平均値を結果とします。

⚠ 転倒に注意し、安全を確認しながら測定してください。

記録

ファンクショナルリーチテスト記録1
  1. 登録するメンバーの名前に間違いがないか確認してください。
  2. 結果を入力し、登録を押します。
ファンクショナルリーチテスト記録2

結果はこのように表示されます。

ハカロの評価シートでは、顧問専門家の実測データとユーザーデータをもとに、A〜Eの5段階で評価します(詳しくは仕組みページ)。

💡 豆知識:ファンクショナルリーチテストの参考カットオフ値

ファンクショナルリーチテストは、立位で前方へどれだけ手を伸ばせるかによって、動的なバランス能力を評価する測定法です。

  • 約25cm以上:反復転倒のリスクが低い群の目安です。
  • 約15〜25cm:反復転倒のリスクが約2倍高まるとされています。
  • 約15cm以下:反復転倒のリスクが約4倍高まるとされています。
  • 前方へ手を伸ばす動作自体が安全に行えない(重度のバランス障害):反復転倒のリスクが約8倍高まるとされています。

出典:Duncan PW, Studenski S, Chandler J, Prescott B. Functional Reach: Predictive Validity in a Sample of Elderly Male Veterans. J Gerontol. 1992; 47(3): M93-98. PubMed

※本測定および参考値は医療的な診断を行うものではありません。